米国フロリダで作られているオーガスチノ・ロ・プリンジのソプラノウクレレです。これは初期モデルのボディーが薄いタイプです。
現在のモデルはもう少しボディーが厚くなり音に深みが増しているようです。
ボディーが薄いため音がパーンと前に出ますが軽い音になっています。
屋外などの反響の無い（少ない）場所では少し華奢に聞こえますが狭い場所での演奏では逆に大変派手な音に聞こえます。
フラメンコギターのコンセプトと同じようで特徴をうまく生かせば大変良く鳴るウクレレです。
作りは非常に丁寧で厳選された材料と正確な音程で、安心して演奏することが出来ます。
弦を非常に選ぶウクレレで太い弦を使うとバランスが悪くなり、また、柔らかい弦を使うと全く鳴らずで買った当初は半ばあきらめていましたがWorth Stringsで生き返りました。
現在はWorth StringsのBrown Light GaugeでSAVAREZ 524Rを4弦にLow-Gで使っています。
ネックが非常に薄くて、また、弦高も低いセッティングとなっており慣れるまでは少し違和感がありますが、慣れてしまうと逆に大変弾きやすいウクレレです。